アケコンの打鍵音はめちゃくちゃうるさい
アーケードスタイルコントローラ(アケコン)は、打鍵音がかなりうるさく、マンション、アパート等集合住宅では騒音問題に成りかねません。
以前、会社の独身寮に住んでいた頃、同じフロアの先輩が専用コントローラー(専コン)を持っていて、部屋でプレーしていたのですが、その隣に僕の同期が住んでいて、カチカチうるさいと怒っていました^^;
あれって、スイッチの下部にバネが入っているのと、コントローラーの内部が空洞になっているため、バネの収縮音がコントローラー内部で反響するんですね。
今住んでいるマンションは角部屋で、お隣には音は伝わりにくいですが、何より自分自信がうるさく感じるため、静音化を施すことにしました。。
以下のサイトを参考にさせていただきました。
ありがとうございます!
http://strueno.sakura.ne.jp/cs2dxaccontroler/2dxaccon.htm
必要な工具・材料は・・・
はさみ、カッター、ゴム手袋、消しゴム
たったこれだけです^^
まずは、ボタン部分を本体から取り外し、下面のネジ8箇所を外します。
ねじはケースにそのまま刺しておくと、後でネジをしめる時に、ネジ穴にネジを刺す手間が省けます。
ケースを開くと、左下の写真のような感じになります。
ボタンを止めるネジ2箇所をとると、右下のようなボタンが出てきます。
ボタンの側面や、基盤側のボタン穴付近は、かなり手垢などの汚れが溜まっているので、濡れた雑巾などで拭きましょう。
ボタンの下部には右下の写真のように小さなゴムがはめてあります。
これが静音化のために必要なのですが、なぜかセレクト・スタートボタンにはついていて、7個の鍵盤にはついていません!
そこで、このゴムの代わりに使うのが消しゴムです。
幅1.5cmくらいの小さなもので十分です。
写真のようにカッターで薄く切ります。
紙のカバーを切断する分だけずらすと切りやすいです。
できれば1mmくらいの厚さでいいのですが、うまく切れなければ、切断した破片をさらに切るか削ぐといいです。
切断した消しゴムを爪で押し込みます。
なんだか、グランドピアノみたいになりましたね^ ^
上に盛り上がった部分は必要ないので、カッターで削ぎ落とします。
この切り落とした部分を、別のボタンに使うといいです。
実際、ボタンに入る深さは2mmほどしかありません。
次にゴム手袋の登場です。
腕や手の甲などの平らな部分だけ使用します。
ボタンの足に丸く切ったゴム片(直径8mmくらい)をつけます。
穴は、カッターを押し当てて、ゴムを引っ張るとあきます。
ちょっとでも穴があけば、ゴム穴が伸びて広がるので足にはまります。
ここで注意したいのは、ゴム片をなるだけ足の根元まで押し込むことです。
中途半端な位置につけていると、ボタンはまりの原因になります。
また、ボタンをはめるときに角がゴムでひっかかるようであれば、角部分だけでいいので、少し小さく切ってあげてください。
また、下の写真のように、ゴム片をボタンより少し小さいサイズに切ります。
※ 写真ではゴム手袋の裏面、白色になってます。
上の写真はバネをつけた場合、下はバネを外した場合です。
バネをつけると、元と同じような感触になりますが、バネの反響音がやや残り、バネを外すと柔めの感触になります。
ゲーセンで、柔めのボタンに慣れているのであれば、ばね抜きをおすすめします。
ダブルプレイや片手プレイをメインにされる場合、小指や薬指のような弱い指を多用します。
バネありでボタンが重たく感じた僕はバネ抜きにしました。
作業全体としては、まず1個だけボタンを改造し、テストプレイを行い、不具合がないことを確認したら、部品を量産して、工程ごとに改造するのが早いです。
特にボタンを消しゴムで埋める作業は、余った切れ端を他のボタンに再利用できるので、すべてのボタンを同時に行った方がよいです。
DPだと14個のボタンを改造するので、4時間くらいはかかると思います。
しかし、かなり静音化が図られるので、ぜひおすすめです!